萌えTuber navi(仮)

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記者会見で出された質問にマジメに回答しない官房長官

 ANZU KINO様が運営しているリベラル系の政治VTuberである、女子高生政治VTuber☆あんず☆の動画です。

 前回は最初の動画ということもあって、あんずちゃんの挨拶だったので、政治の話は今回の動画からになります。

 今回の動画は、官房長官の記者会見についての話になってます。

まずは、2018.7.23に行われた記者会見。記者側から、

・GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の資金を軍事企業に投資することの是非。

・イージスアショアの費用の試算が6000億以上と当初の3倍に膨れ上がったことに加え、災害対応費などが要求される中、他を削ってまでもイージスアショアが必要とする理由。

の質問が出されてます。

 これに対して、官房長官側は、

・GPIFの件については、「ルールに基づいて対応している」。

・イージスアショアの件については、「報道されたところに聞いて下さい」。

と、全く答えになっていないことを返してます。あんずちゃんも呆れてます。

 この会見で記者は、「年金資金を軍事企業に投資することの是非」を問うているのであり、運用がGPIFのルールに基づいているかどうかの話をしていない。「ルールに基づいて対応している」では答えにならない。さらにイージスアショアの件は、無回答も同然。

 しかも官房長官は、この記者が質問を始めた時点から帰る準備を始めたり、司会に質問の邪魔をさせたりなど、明らかにこの記者を軽んじた態度をとっています。

 次は、2018.7.30午後に行われた記者会見。記者側は、豪雨災害が拡大して救助要請が相次ぐなど、災害対応のために内閣の指揮が求められる中で、総理と無派閥議員の会合を官房長官が取り持った理由についての質問しています。

 これに対して、官房長官側といえば、災害の中で会合を取り持った理由を全く答えないだけでなく、「政府の見解を説明する場であって、あなたの要望にお答えする場でない」と的外れなことを返してます。

 これまでもこの官房長官は、厳しい質問をしてくる記者に対しては不機嫌な表情で威圧する一方、当たり障りの無い質問をする記者に対しては愛想良くするなど、露骨に態度を変えています。

 これによって、司会や出席している記者の多くが空気を読んで官房長官に協力するようになってしまう。そして、記者会見が形骸化し、政府が見解を一方的に語る場に変質してしまった。

 あんずちゃんも指摘しているように、この官房長官が記者をバカにしている態度は、この安倍政権が国民に対してどのような認識を持っているかが露骨に現れています。

 内閣の権限は「憲法という契約に従って、国民が与えたもの」に過ぎない。まかり間違っても、神様などから与えられたものではない。当然、内閣が正常に仕事をしているかチェックする権利が国民にあり、そのためには正しい情報が必要になってくる。

 しかしながら、今の安倍内閣といえば、「内閣の権限は神様から与えられたもの」とでも思っているのか、「俺たちで全部決めればいい」「国民に情報を出す必要が無い」みたいに国民をバカにした態度が露骨。だから、税金や社会保険料の使われ方、災害対応についての厳しい質問が出されても、マジメに答えず、はぐらかして済ますようになってしまっている。

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