萌えTuber navi(仮)

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【政治のみーちゃん】毎月勤労統計とその不正について解説。

 美少女VTuberみーちゃんが政治の動きや時事問題について解説する、みーちゃんの政治ちゃんねる様の動画。2019/02/23 に公開。

 今回のみーちゃん動画では、昨年末に不正が発覚し、未だに解決の目処が立たない毎月勤労統計の不正について扱います。

毎月勤労統計について

 まずは、今回不正が明らかになった「毎月勤労統計」とは何なのか?について、みーちゃんが解説。

 毎月勤労統計は、厚生労働省が賃金・労働時間・雇用状況などを調査した統計であり、景気判断、雇用保険給付、民間企業の給与などに活用されてます。

毎月勤労統計調査って何?(厚生労働省公式)

 毎月勤労統計は重要性が高いことから、「基幹統計」の1つに定められています。

※「基幹統計」はその重要性の高さから、調査方法の設定や変更は総務大臣の承認が必要になります。また、総務大臣からの諮問を受けて、統計のやり方や改善などが「統計委員会」で審議・答申されます。

 次は毎月勤労統計の調査方法についての話。

・500人以上の事業所→全数調査

・500人未満の事業所→抽出調査

 500人を境目にして、全数調査を行うか、抽出調査を行うかが定められています。

 500人以上の事業所は人数のバラツキが大きいため、抽出調査だと誤差が発生。この誤差を出さないために、全数調査を行ってます。

 500人未満の事業所は、(数が膨大なことから)抽出調査を行います。業種ごとに定められた抽出率で実施するとともに、サンプル(対象となる事業所)を定期的に入れ替えてます。調査対象の事業所を入れ替えた場合は、過去の数字に遡って補正を行います。

 サンプルの入れ替えについてですが、2018年1月に調査方法の変更が行われ、30~499人規模の事業所で部分入れ替え方式が導入されました。

毎月勤労統計の不正について

 ここからが「毎月勤労統計の不正」について、みーちゃんが解説。毎月勤労統計の不正問題は、大きく次の3つに分けられます。

 

1.決められた方法で調査していなかった。

2.調査方法の変更が適切であったか。

3.調査対象の変更に官邸の意向が関与していたかどうか。

1.決められた方法で調査していなかった。

 2004年の東京都では、本来全数調査をすべき500人以上の事業所について3分の1しか調査おらず、この結果を全数調査した他の都道府県の結果と合算したこと。それに加えて、2018年の統計調査手法の変更に合わせ、全数調査に寄せるために抽出した数字の調整をこっそり行ったこと。

 これらの要因により、これまで少なく加算されていた東京都の数値が3倍されてしまい、統計上で前年比の賃金が大きく上昇する結果になってしまった。

2.調査方法の変更が適切であったか。

 2018年に実施された調査方法の変更点を解説。それから、サンプルの入れ替えやベンチマーク(産業構造の変化を統計に反映させる作業)更新の際に、過去に遡った補正を行う理由。

 ベンチマーク更新に伴う補正の廃止について、統計委員会に報告されていなかった?問題点が浮上していることにも触れています。

3.調査対象の変更に官邸の意向が関与していたかどうか。

 サンプルの入れ替えに伴う補正により、過去の数字が遡って下方修正されたことが問題視され、厚生労働省に統計の調査方法の見直しについて議論する有識者検討会が設置される経過について。

 2/22に明らかにされたメールで「有識者検討会での議論の内容が官邸(首相秘書官)に報告」が発覚して、これまでの答弁がひっくり返ったことについて。

 有識者検討会の不自然な動き(当初「総入れ替え方式の維持」で報告書が作られていたが、急遽「部分入れ替え方式の導入を引き続き検討」に大きく方針転換など)について。

 最後に、統計不正問題についてのみーちゃんのコメントと、チャンネル登録を呼びかけて締めくくります。