萌えTuber navi(仮)

萌えTuber navi(仮)

VTuber動画の紹介や5chまとめ記事など。仮運用中。

【政治のみーちゃん】東京医科大学不正入試問題を解説。【イカサマ入試】

  美少女VTuberみーちゃんが政治の動きや時事問題について解説する、みーちゃんの政治ちゃんねる様の動画。2018/12/12に公開

 女性や多浪の受験生の得点を不正に操作して不合格にするというイカサマ入試が明らかになった東京医科大学

 不正な得点操作による「本来合格していた不合格者」を救済するために、大学側が過去の入試を検証して再び合格判定を実施。それでも合格最低点を上回っていたにもかかわらず不合格にされた者が出たために、再び東京医科大学に批判が集まってます。

東京医科大学の入試制度

 まずは東京医科大学の入試制度をみーちゃんが解説。

 東京医科大学の入試制度は、一般入試、センター試験利用入試、推薦入試の3つがあります。

 今回合格最低点を上回ったにもかかわらず再度不合格とされた5人の受験生は、一般入試を受験していました。これもあって、一般入試についてみーちゃんが解説します。

 一般入試は、第1次試験と第2次試験があります。第1次試験は、合計点数が高い順から450人が通過になり、第2次試験に進めます。そして、第2次試験で上位75人が正規合格になります。

 正規合格しても、他大学を併願して合格するなどで入学しない者が出ます。この入学辞退者の穴を埋めるために、入学意志のある76位以下の者を得点順に繰り上げて追加で合格を出します。

東京医科大学の説明について

 東京医科大学では、不正な点数操作が行われる前の入試得点の一覧を作り、合格者を再判定する方法を取りました。

 在学生と不合格者についての本来の点数で一覧を作って上から募集人数まで数え、その枠に入っていれば点数操作で不合格になった者を本来合格であったとして入学を認めることにしました。

 なお、この再判定でも不合格になった受験生は、平成30年度の一般入試を受験しています。平成30年度一般入試では、本来合格最低点を上回ったにもかかわらず不合格とされた者が51人出て、そのうち入学意志を示したのが29人でした。

 これにより、在学生と入学意志を示した29人を点数順に並べた一覧を作り、上から募集人数である85人の枠に入っているか判定。その結果、入学意志を示した29人のうち、5人が85人の枠から漏れて再度不合格になってしまいました。

差別は解消していない。

 みーちゃんも言うように、この方法では一見筋が通っているようですが、根本的な解決になっていない。なぜなら、85人の枠に入らなかった(本来合格していない)在学生が存在すると同時に、「合格最低点を上回ったにもかかわらず不合格にされた受験生」も存在するから。

 

 さらに、(本来合格にならなかったはずの)在学生をそのままにする一方で、不正入試の救済による追加合格者は2019年度(平成31年度)入学者として扱い、その人数分だけ2019年度入試の募集定員から差し引くというおかしな対応を文部科学大臣が認めてしまってます。合格最低点以上で不合格になった5人を追加合格にしてしまうと、さらに募集人数が5人減ることになります。

 このような対応では、差別的な取り扱いが解決しないばかりか、大学によるイカサマ入試の後始末を、合格最低点を上回りながら不合格にされた受験生、次年度の受験生にしわ寄せしていることになる。ふざけた対応としかいえない。

 最後に、「他の大学も差別的取り扱いが露呈しています。平等な採点が担保されることを強く望みます」という、みーちゃんのコメントで締めくくってます。