萌えTuber navi(仮)

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【政治のみーちゃん】安倍総理は「保守」なのか?今回は保守主義についての話。

 美少女VTuberみーちゃんが政治の動きや時事問題について解説する、みーちゃんの政治ちゃんねる様の動画。2019/02/08に公開

 今回のみーちゃん動画では、「保守主義」がテーマになってます。

 安倍総理自民党は「保守」と言われてます。また、立憲民主党こそ保守本流と言われることも。この「保守」という政治思想は何であるかについての話です。

そもそも「保守」とは?

「保守」の概要についてみーちゃんが解説。「保守主義」は、先にある他の思想に対抗するために発生した思想。このため、時代や国によって「保守」の内容が異なってきます。

イギリスの保守主義について

 イギリスの保守主義は、フランス革命に対抗するために生まれた思想。

 

 イギリスの保守主義の源流であるバーク氏は、フランス革命のような、これまでの制度を全て壊してセロから新たな制度を作ることを「理性の過信」として批判。

 人間の能力は限られているのだから、ゼロから作り直しても上手く行かない。自由を守るためにイギリスで培われてきた制度やルールを尊重し、現実を少しづつ改良した方が良いのでは?と主張。

アメリカの保守主義について

 アメリカの保守主義は、国家の介入によって社会の発展や個人の平等を目指す「リベラリズム」「大きな政府」への対抗として生まれた。国家が経済に介入するとかえって自由が脅かされる、アメリカの伝統的な生活がリベラリズムによって破壊されると主張。

日本の保守主義について

 1955年以降の日本の政治は、保守(自民党)と革新(社会党)の対立として語られます。

 分裂していた社会党が1955年に合併し、150議席以上を確保して存在感を出します。勢いづく社会党に政権を取らせないために、政権を維持しながらも2つに分裂していた保守系の政党が1つにまとまって自民党を結成。いわば日本の「保守」は、社会党に対抗する立場になります。

 自民党はこのような過程を経て成立した政党なので、党内で一致する見解は反共産主義、経済重視、安保体制支持ぐらいで、それ以外は党内対立として抑えこまれてきました。

 この日本では、保守と革新の対立は、経済政策よりも、外交や安全保障を巡る対立が中心になってます。そして、保守=親米・安保、革新=反米・平和と定義されて、この対立の図式が長く続きます。

安倍総理は「保守」なのか?

 ここで安倍総理が保守なのか?について触れますが、文脈によって「保守」の定義が変わるので断言できなくなります。

 イギリスの保守主義の源流であるバーク氏の目線であれば、安倍総理は現行の秩序である日本国憲法を否定して急進的な改革をしようとしているので、明らかに「保守」でなくなります。

 対して、日本の文脈で見れば、安倍総理は親米・安保支持なので、保守に含まれなくもない。もっとも、この場合であれば、立憲民主党なども親米・安保支持の立場から保守の括りに入ると同時に、保守本流と捉えられることになります。

 最後に、安倍総理が過去の著書で「保守というのは現在・未来と同時に過去に責任をもつ生き方でないか」と言っていることに触れ、「今までの積み重ねを尊重し、過去に誠実になり、漸進的に変革していく保守のあり方を実践して欲しいです」とみーちゃんからの痛烈なコメント。

 過去からの積み重ねであるとともに、未来にも影響を及ぼしかねない公文書や統計を改ざんしている安倍総理にとっては、かなり耳が痛くなりそうです。