萌えTuber navi(仮)

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福島の小児甲状腺がんは、スペインの「オカルトがん」事例とは明らかに違う

 みゃーこと大人のお勉強様が運営している、リベラル系VTuberです。

 前回の動画は自己紹介の挨拶をする内容だったので、政治や社会問題についての話は、今回の動画が初めてになります。

 

 今回の動画では、福島の小児甲状腺がんについて扱います。

 小児甲状腺がんの発生率は100万人に1~3人程度と言われてます。福島県で小児甲状腺がんについて30万人について検査したところ、71人に悪性ないし悪性疑いの小児甲状腺がんが発見されています。100万人あたりに換算すると213人ということになり、通常の発生率の100倍程度になります。

 この小児甲状腺がんの多発について、ネット上では「他の死因で亡くなった方を解剖すると、かなりの頻度で甲状腺がんが見つかる。だから被爆由来でない」みたいな言説がよく流れています。そして、この言説は、スペインのとある論文が根拠になっているようです。

 このスペインの論文は、「オカルトがんについて」。オカルトといっても、怪奇などでなく、「隠されたがん」「潜在がん」という意味らしいです。

 このスペインの「オカルトがん」論文の内容を確認していくみゃーこさん。その後で、福島の小児甲状腺がんのデータについても確認。

 

 スペインの「オカルトがん」のデータと福島の小児甲状腺がんのデータの両方を並べて比較したところ、事例の年齢層や発生率、腫瘍の大きさなどが明らかに異なってます。加えて、福島の小児甲状腺がんでは、スペインの論文では見られなかった転移も確認されています。

 

 みゃーこさんが言うように、福島の検査で見つかった小児甲状腺がんが、原発事故による被爆と因果関係があるかどうかは不明。しかしながら、福島の小児甲状腺がんについては、腫瘍の大きさや転移の様子などから、スペインの論文の事例を当てはめるのはナンセンスだろう。

 最後に、チャンネル登録を呼びかけてます。みゃーこさんの登録者数はまだまだ少ないです。みなさん、チャンネル登録をよろしくお願いします。