萌えTuber navi(仮)

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みーちゃんが憲法と立憲主義について解説

 美少女VTuberみーちゃんが政治の動きや時事問題について解説する、みーちゃんの政治ちゃんねる様の動画。

 前回の動画は2代目みーちゃん襲名の挨拶になっていたので、2代目みーちゃんによる本格的な政治についての話は今回からになります。

 今回のみーちゃん動画は、政治の制度などについてみーちゃんが解説する「教えてみーちゃん」の3回目。お題は「立憲主義について」になります。

 2017年秋の総選挙で立憲民主党という党名に「立憲」が付いた政党が出現したことで、立憲主義が注目されています。

 まずは、憲法についての話からスタート。憲法とは「国家権力が暴走しないように、国を対象として課すルール」であることが解説されます。その後で、国家権力を放置すると暴走して国民の権利を奪うことにつながるので、国家権力を憲法によってコントロールし、それによって国民の権利の実現を図るという、立憲主義の思想についての話に続きます。

 立憲主義は、独裁者だけでなく、「多数派の専制」にも歯止めをかけることを説明しています。多数派だから何をやっても許されるとなれば、少数派の権利が保障されなくなります。このため、多数派といえども「これ以上は許されない」みたいな限度を定めておく必要が出てきます。空気に流されて多数派が暴走しやすい日本などは、なおさらこのシステムが重要であるように思えてきます。

 次は三権分立について。憲法に国家権力を制限するような規定をいくら入れていても、権力が一箇所に集中していては暴走を止められない。このため、国家権力を分散させて暴走しにくくする。

私としては、三権分立の説明について、「国家権力を分散させた上で、お互いに牽制させることで暴走を食い止める」まで入れて欲しかったところです。

 最後に憲法解釈についての話で締めてます。憲法に記載されていることは一般的な話なので、個別の事例についてまでは対応しきれない。このため、事例に対して憲法の解釈が必要になってくる。といっても、政府による憲法解釈が無制限に認められたら、立憲主義が形骸化してしまう。

 振り返ってみれば、今の政権になってからというもの、過去の政府見解を無視するなど、かなり強引な憲法解釈をやってきている。2015年に通った安保法も、強引な憲法解釈を土台にしていたりします。