萌えTuber navi(仮)

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VTuber動画の紹介や5chまとめ記事など。仮運用中。

争点隠し・議論無しの選挙が続いている

 ANZU KINO様が運営しているリベラル系の政治VTuberである、女子高生政治VTuber☆あんず☆の動画です。

 注目度が高い選挙が続く9月。

 まず、9/4には、国民民主党の代表選挙の投開票が行われ、現職代表が勝利して再任される結果となりました。

 9/20には自民党総裁選挙が行われました。現職総理が3選を果たす一方で、対立候補の石破氏が党員票を45%程度も取ることで、現職総理に代わる受け皿としての存在感を示しました。 

 さらに沖縄では、沖縄県知事選挙が公示され、9/30の投開票日に向けて熾烈な戦いが繰り広げられています。

 ここ数年の選挙では、政権側の候補が争点を意図的に隠したり、他の候補者との討論を避けるようなことが目立ってきています。

 現在行われている沖縄知事選挙でも、辺野古移設が争点にならないように、政権側の候補が辺野古移設についての態度を明らかにしないまま選挙を戦ってます。

 今回のあんずちゃんの動画では、最近の選挙で目立つ争点隠し、討論を避けて逃げ回る候補についての話になっています。

 選挙というのは、有権者が「誰に政治を任せるか」という契約先を選ぶもの。

 重大なことを隠して選挙を戦うことは、民間の取引でいえば、重要事項が書かれていない契約書を出して「契約して下さい」と言っていることに重なります。

 もし、民間の取引で重要事項が全く説明されないまま契約が成立し、後で説明されなかった重要事項に起因するトラブルが発生しようものなら、契約に瑕疵があったと裁判沙汰の大騒ぎになってくる。

 さらに、争点を隠して国政選挙・地方選挙に勝った政権は、選挙中は一切触れなかったヤバ過ぎる重要法案を次々と国会に提出して、強行採決で強引に通すことばかりしている。秘密保護法、安全保障関連法、共謀罪法、高プロ法など。

 衆院で3分の2を押さえている影響もありますが、現政権は、「選挙で勝ったから何をやっても許される」とばかりに暴走を続けている。これでは相手側に不利な条項をわざと隠して契約させる悪質契約とどこが違うのか?

 あんずちゃんも指摘しているように、選挙で勝つことは、何度も好き勝手にやっていいと有権者がお墨付きを与えたわけではない。選挙中に触れなかったからこそ、政権にとっては、国民の声をきちんと聞いたり、丁寧に説明し理解を得る作業を地道に続けることが必要になるはず。

 来年の2019年には国政選挙である参議院議員選挙があります。この参議院選挙では、政権が掲げている憲法改正が問われることになる。憲法改正は国の枠組みを変えることになるので、賛否以前に、憲法改正の長短含めて徹底的に議論されなければならない。

 当然のことながら、政治家に対しては、問題点を隠すような姑息なことを容認せず、国民の前で徹底的に議論するように求めていく必要があります。メディアに対しても、政権の意向を忖度するのでなく、問題点も含めて徹底的に報道させること、政治家の討論の場を用意させるために声をぶつけていかなければ。